haus-cros
個人住宅 2019年12月完成
家族構成:夫婦
所在地:兵庫県赤穂市
用途地域:第二種中高層住居専用地域
敷地面積:239.27㎡
主要用途:専用住宅
構造:木造2階建て
延床面積:146.69㎡
容積率:61.31%<200%
建築面積:102.97㎡
建蔽率:43.04%<70%
最高高さ:7.112m
設計監理:一級建築士事務所haus
施工:株式会社 中村建設
撮影1:PHOTO OFFICE JOUER 森本大助
撮影2:一級建築士事務所haus 山根徹也
十字のガラスフレームが印象的なデザインの『haus-cros』お洒落なカフェや器・インテリアがお好きな奥様からは和と洋の絶妙なバランスのBOX型中庭住宅をリクエストされました。
広いデッキテラスとドックランも兼ねた芝スペースのある中庭は、玄関からも見通せてリビングとは大きな開口部と連なる透明ガラスで完全プライベートな広がりのある空間を演出してくれます。
より見通しが利くよう階段の側桁は、華奢なフレームで構成し、要望されたインテリアの雰囲気づくりにも一役買っています。
キッチンの上にあるロフトのような部屋は、リビングで眠る愛犬を見守るためのもので、ダイナミックなタモ貼りの高天井がリビングから続き、その吹き抜けた空間にある化粧梁に設けたルーバーの床は、和のテイストを感じさせ、高い位置の窓ガラスから日よけとメンテナンスの際にも役立ちます。
抜群の開放性とプライバシー、木の温もりを存分に味わえて愛犬と楽しく暮らせる住宅となっています。
hausさんに、新築のデザインをお願いしました。新築を建てるにあたり、建築を見るのが小さなころから好きな私にとって設計をどちらに頼むかはとても重要なことでした。そんな中インスタグラムでhausさんの投稿を見て、こんな家に住めたらという憧れだけはあったものの、その素晴らしさにどこか現実味を持てずにいました。しかし近くで見学会があることを知り一度見に行くことを決心し伺うと、写真で見るオシャレなだけではない、素材へのこだわりや動線の考えられた住み心地の良さが配慮されていました。なにより設計士と言えば堅いイメージがありますが、hausさんはとても話しやすく、そこが決め手でもあります。実際にデザインをお願いした際もこちらの優柔不断でふわっとした要望も汲みとって下さり、お互いに意見の言い合えるスタイルで私の思い描いた理想以上の家を実現することが出来ました。住んで1週間が経ちますが、自然素材の木の温もりや目で見る癒しを実感しています。もちろん、見た目の素敵さだけではない住み心地の良さはhausさんだからこそ実現出来たと思っています。
レビュー





























